2025-12-16
2025年10月17日から31日までの15日間、ハルビン市内の日本料理店「鈴蘭」にて、「第11回新潟フェア」を開催しました。2013年の第1回開催以来、黒龍江省での県PR活動の一環として、県産品の販路拡大や県への観光客誘致を図ることを目的に実施しており、今回で11回目を迎えました。
今回のフェアでは、常設展示品の新設・更新により来店客が「新潟」を目にする機会を増やすとともに、新潟にちなんだ新メニューを提供しました。
店内の新たな常設展示品として、県産いわふね杉を使った木製インテリアプレートを制作しました。木製プレートには「月岡温泉」「佐渡金山」「長岡花火」「高田の桜」の文字とマークを印字し、常時県内の観光名所をPRしています。
新メニュー提供では、2024年7月に世界文化遺産に登録された「佐渡島の金山」をモチーフにした「佐渡金山カレー」を開発し、期間限定メニューとして提供しました。ご飯には、中国では一般的におかゆとして食される「小米(シャオミー)」(※日本語で粟)を少量混ぜ込み、金山を表現しました。また、新潟で節分の際によく食べられる「くるみ太巻き」や上越地方で食べられる「するてん」(するめの天ぷら)等、新潟県でおなじみのメニューもこの期間中に提供し、各料理を食べたお客様からは、「おいしい」との好評をいただきました。
さらに、新潟県の公式ウェイシン、ウェイボーをフォローしていただいた方にお菓子をプレゼントする企画を実施したほか、店内に新潟県のポスターやパンフレットを設置し、店内を新潟一色にしてPRしました。
今回の新潟フェアを通じて、「鈴蘭」のお客様に視覚と味覚の両面から新潟を味わっていただくことができました。こうした地道な取り組みを重ねることで、「新潟」に興味を持つ方が増え、旅行先として選んでいただけるようになれば幸いです。
黒龍江省と新潟県は1983年の友好県省締結以来、長い友好関係を築いており、省内での認知度向上に向けて、ハルビンビジネス連絡拠点では、今後も「新潟フェア」をはじめ、各種イベントを通じて新潟県のPRに取り組んでまいります。(S)
写真左:新潟木製インタリアプレート4枚 写真右:「佐渡金山カレー
写真左: 佐渡金山ポスターとトッキッキシールの掲示 写真右:新潟一色の個室内の様子