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黒龍江ニュース

〇 新潟留学経験者へインタビュー!Vol.2

2026-06-22

   中国黒龍江省ハルビン市にある黒龍江大学は、新潟県内の大学と交流協定を結んでおり、新潟への留学経験者が多く在籍しています。今回は、新潟県への留学経験者に新潟での経験や思い出を伺うべく、20254月から1年間新潟県立大学に留学していた、現在、黒龍江大学3年生の張軒語さんにお話を伺いました。

Q 新潟県立大学を留学先として選んだ理由を教えてください。
A 以前から「新潟」という名前は知っていたのですが、どのような場所なのかまではよく知りませんでした。そのため、実際に訪れてみたいと思ったのがきっかけです。
 また、大学の寮で一緒に暮らしていたルームメイトが同じ時期に新潟県立大学へ留学することになり、さらに別のルームメイトもすでに留学していて「とても良いところだ」と聞いていたことも後押しになりました。
 他にも、寮費が安い別の大学と迷いましたが、知っている人がいるという安心感があったため、新潟県立大学を選びました。

Q 留学に来る前に、新潟に対するイメージはありましたか?
A 黒龍江大学には新潟出身の先生がいらっしゃり、その先生から「お米が美味しい」「雪が多い」といった話を聞いていました。自分の出身地であるハルビンと少し似ているのではないかと感じ、どこか親しみを持っていました。

Q 実際に新潟に住んでみて感じたことはありますか?
A 正直に言うと、新潟がこれほど素晴らしい場所だとは思っていませんでした。私は都会よりも自然の多い環境の方が好きで、ハルビンの都市部で育ったこともあり、ビルの景色には慣れていました。
 新潟では広がる田んぼの風景や澄んだ空気に癒やされましたし、人々がルールを守り、整然とした街の様子にも感動しました。

Q 日々の学生生活はどのように過ごしていましたか?
A 平日は主に日本語の授業を中心に履修し、週に7コマほど受講していました。それに加えて、日本人学生と一緒に受ける授業にも参加し、日本国憲法やポストコロニアル研究、異文化交流論など、自分の興味に合わせて幅広く学びました。
 特に、外国人の先生が自国の文化や歴史について教えてくださる授業はとても印象に残っています。

   また、授業以外でも多くの学生と交流し、一緒に料理を作ったり、食事に行ったりしました。友人の誕生日を祝ったり、家で集まって過ごしたりと、中国では学生は一般的に寮に住んでいため、なかなかできない経験ができ、とても楽しい時間でした。

Q 新潟の冬についてどう思いましたか?
A 私はハルビン出身で、これまで厳しい寒さの中で冬を過ごしてきたため、新潟の冬は比較的暖かく感じました。冬でも帽子をかぶらなくても耳が痛くならないことには、少し驚きました。

Q アルバイトはしましたか?
A コンビニエンスストアで1年間アルバイトをしました。初めてのアルバイトで戸惑うこともありましたが、店長やスタッフの方々がとても親切で、安心して働くことができました。
 地元のお客様と会話する機会も多く、最初は聞き取りが難しかった日本語も、次第に理解できるようになりました。この経験を通して、自然な日本語の表現や話し方を身につけることができたと思います。

Q 旅行は行きましたか?
A 新潟県内では、弥彦山や弥彦神社を訪れました。留学して間もない頃に他の留学生と一緒に行き、その後の交流が深まる良いきっかけになりました。
 また、新潟市にあるマリンピア日本海にも行きました。私は中国で水族館に行ったことがなく、日本で初めて訪れて以来、水族館が大好きになりました。新潟の海にも友人と一緒に出かけました。
 県外では東京と大阪を訪れ、大阪城や海遊館が特に印象に残っています。

Q 印象に残っている食べ物はありますか?
A 万代のバスセンターにある「ラーチャン家」のチャーハンがとても印象に残っています。中国にもチャーハンはありますが、味が少し異なり、日本のチャーハンの方が自分の好みに合っていました。
 また、「バスセンターのカレー」も食べましたが、量の多さに驚きつつも、とても美味しかったです。

 

写真左:張さんお気に入りのラーチャンセット

写真右:越後姫いちごのパネルと張さん

Q 中国の方におすすめしたい日本のものはありましたか?
A 日本の「ガチャガチャ」(カプセルトイ)は、特に若い世代にとってとても魅力的だと思います。中国では日本のものが高い価格で販売されていることもあり、日本にいる間にたくさん購入しました。
 生ビールのキーホルダーや、バスの停車ボタンの音が鳴るものなど、思い出として残るアイテムが多く、とても楽しかったです。

Q 留学を通じて考えたことを教えてください。
A 留学を通じて、争いのない平和な世界を強く望むようになりました。日本だけでなく、韓国やアメリカなど、さまざまな国の学生と交流する中で、お互いを理解し合うことの大切さを実感しました。
 また、自分にとって当たり前だったことが、他の国ではそうではないと気づき、多角的に物事を考えるようになったと思います。

Q 今後、新潟に留学する中国人学生へアドバイスをお願いします。
A とにかく多くの友人を作り、積極的に交流してほしいと思います。人との関わりの中で得られるものはとても大きく、それが留学の中で最も印象に残る経験になるはずです。

     せっかくの機会なので、さまざまな人と出会い、広い世界を見てほしいと思います。

Q 日本の方に伝えたいことはありますか?
A
 感謝の気持ちを伝えたいです。多くの方に親切にしていただき、とても充実した1年を過ごすことができました。
 新潟にはたくさんの思い出があり、また必ず訪れたい場所です。再び訪れたときには、きっとその思い出を振り返って、少し涙が出てしまうかもしれません。

    以上、昨年新潟県立大学に留学した張さんへのインタビューをご紹介しました。

1年間の留学生活を通じて、多くの人々との交流を重ね、異文化への理解を深めていった様子がうかがえます。

    新潟県ハルビンビジネス連絡拠点では、今後もこうした交流を大切にしながら、新潟への理解促進と国際交流のさらなる発展に取り組んでまいります。(S)

   

写真左:インタビュー時の様子

写真右:インタビュー後に御礼の贈呈