TOP

黒龍江ニュース

○ハルビン新潟物産展を開催!

2019-04-26

    3月16日、17日の2日間、ハルビン市内の商業デパート「西城紅場」にて、“ハルビン新潟物産展”を開催した。2018年度は新潟県と黒龍江省との友好提携35周年の節目の年にあたり、その記念事業として省政府後援のもとでの実施となった。
今回の物産展では、海外への販路拡大に取り組むチューリップ等の県産花卉をはじめ、中国の大連や青島等に進出している県内企業が参加し、キッチン用品、茶器、米菓等を販売した。
    開催期間中のデパート入館者数は各日7万人程となり、参加各社の売れ行きは概ね好調で、持ち込んだ商品が完売した企業もあった。
    参加企業からは、上海、大連等での催事と比べても売上の良い物産展であり、今後中国での新潟県産食品の輸入が再開されれば日本酒や米加工品等を販売して相乗効果を得ることもでき、今後も期待できる地域との感想を頂いた。
    また、物産展に来場した現地滞在の日本人や参加企業同士で情報交換ができたことに加え、省政府と協力しバイヤーなど現地中国企業とのビジネスマッチングの機会を設けたことにより、ハルビンにおける今後の継続的な経済交流に向けた成果も得られたとのこと。
    そのほか、新潟から招いたフラワーデザイナーによる県産花卉を用いた作品披露や会場装飾を通じてハルビン市民に新潟の春の雰囲気を感じてもらったほか、大型スクリーンを使った新潟PRも実施した。
    また、裏千家の講師を招いての茶道披露や日本の縁日をイメージしたヨーヨー釣り体験ブースなど、来場者に日本文化を体感してもらう機会を設けることで集客拡大にも取り組んだ。
    県省間交流は35年を超えたが、5年後の40周年に向け、既に様々な取組を進めている。今後もより一層着実な交流の歴史が続いていくよう、県ハルビンビジネス連絡拠点として引き続き現地にて役割を果たしたい。(Y) 
     
(開幕式テープカット)                                             (県産花卉を用いた作品披露)
     
(販売ブースの様子)                                                 (県産花卉販売ブース)
     
(茶道披露の様子)                                                    (ヨーヨー釣り体験の様子)