新潟県大連経済事務所

   11月5日から10日まで、上海市内の国家会展中心にて「第８回中国国際輸入博覧会（CIIE）が開催されました。この展示会は中華人民共和国商務部が主催する中国最大級の規模を誇る展示会であり、155の国・地域および国際機関及び4,000社以上の海外企業が参加しました。  

   会場は「医療機器・医薬保健」「自動車・スマートモビリティ」「技術装備」「消費財」「農産食品」「サービス貿易」の6大展示エリアと、「イノベーション・インキュベーション」エリアで構成され、総展示面積はなんと約43万㎡。東京ドーム９個分の面積に相当する計算となり、とても１日では見て回ることはできない規模の巨大な展示会となっています。  

   今回、新潟県は「消費財」エリアにブースを設置し、県内企業３社がアウトドア・キャンプ用品や漆器等の伝統工芸品、新潟県産米などの展示・販売を行いました。会期中、新潟県ブースには絶え間なく人が訪れ、企業担当者に対して製品の使用方法や性能、価格等について熱心に質問していました。  

   特に新潟県産米「佐渡産こしいぶき」については、用意していた全量が完売し、また飲食店のバイヤーから箱単位の大口の発注もあるなど、当地においても「米どころ新潟」のブランド力の高さを再認識したところです。  

   参加企業からも「今年参加した展示会の中でも新規客の反響がかなり良かった」「BtoBの問い合わせもあり、大変実りがある展示会となった」とCIIEへの参加について高く評価をいただくことができました。  

   当事務所HPにて、随時中国国内の見本市・展示会情報を発信しております。ぜひご参考としていただければと考えております。